【授業研究】来月後半に引き受けている教育相談関係の研修会についての打ち合わせをしました。昨年、依頼を受けた時には日程が合わず、一度は断念しました。しかし、担当の先生が「何としても実施したい」と可能性のある日程をやりくりして再提案していただきました。それで何とか調整ができた日程です。
教育相談の視点から「授業改善」について話せばよいかな‥と思いつつも不安がありました。偶々、お近くに行く用事があったので、打合せをお願いしました。その内容は想定していたものとは全く異なるものでした。しかも、私がやりたいこととも合致していました。打ち合わせをやってよかったと思いました。その内容を紹介します。
まず、参加するのは各学校の教育相談係のチーフです。打ち合わせに来ていただいた前事務局長と現事務局長のお2人は、各学校の相談係のチーフの役割を明確にとらえていました。それは「担任や授業者を校内で支援すること」でした。
この視点に立つと「主体的・対話的で深い学びの実現」のスローガンのもと、相談係がどんな支援をすれば、この方針に向けての活動が進みやすいかを考えるということになります。そこで出てきたのは「担任が行うクラス経営」や「担任が行うキャリア教育」の時間を、「負担を軽減して、新しい学びに繋げる支援はないか」でした。
ここまで来た時に驚きました。それは、私が「担任ができるコミュニケーション教育(小林昭文著/ほんの森出版)現在絶版」を上梓して以来、実践し続けてきたスタンスと全く同じだたからです。現在、この本を全く新しくリメイクしようとしていますが、その発想に合致するものでした。
今までとは毛色の異なる研修会になりそうですが、私が相談係として長年実践してきたことを、普段とは異なる視点でお伝えできることになりそうです。同時に、来年の新しい本の執筆の基礎になります。「良い打合せ」ができました。急にお呼び出ししてご迷惑をおかけしたとは思うのですが、快く調整していただいたお2人に感謝感謝です。
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