評価の問題に取り組まなくては‥

【授業研究】3日間の逗子市教育委員会の研修会が終わりました。小中学校の先生たちを初任・中堅・ベテラン+教頭とわけて行った研修会は受講したみなさんにはかなり刺激的だったようです。

 私にとっても考え続けることになる問題が出てきました。評価の問題です。私はピーター・センゲがいうように「評価」特に「観点別評価」は「上司の顔色を窺う社員を作ってしまうことになる」と感じています。「主体的な学び」が阻害されると感じています。

 しかし、文部科学省の指示は具体的です。義務教育課程では強い指示になっています。今まで私はこの問題を「私は反対だから‥」と避けてきたというか、逃げてきました。この3日間の経験はその気持ちを変えました。これは、「新しい方法を発明しなくては」という気持ちになりました。文科の指示を達成し、子どもや保護者からの不満も出にくく、何より「主体的・対話的な学びを阻害することのない」評価方法を編み出そうという気持ちになりました。更に、「先生たちの労力を軽減する」ことも不可欠です。

 研究を協力してくれる場もあります。この気分は「授業者を傷つけない研究協議」の方法を発明しなくては、と取り組んだ時の気持ちによく似ています。始めるときは、五里霧中でした。でも、つくり上げました。今回の問題は、それよりは大きな課題ですが、「現場で使える方法を発明する」のはワクワクすることです。

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