夜の研修会講師を務めました

【授業研究】某社が主催している都内の私立高校の先生たち向けの研修会シリーズの中の講座の1つに講師として呼んでいただきました。初任者から管理職まで、数校の先生たち約40名が、17時〜20時までの3時間の講座にご出席でした。途中でも質問続出、終了後もいくつもの質問に列ができました。みなさんの熱心さに感動します。
 終了後は担当の方と雑談。中身は研修講座のこれからです。「研修会講師がいない」ということが深刻な問題のようです。更に、頻繁に授業改善についての講座を受ける人たちの行き詰まり感も強くなっているようです。この2つは私も感じているところです。
 質の良い講師を育成しなければ、「質の低い講座」を受け続けていたら、授業改善の研修会に何度出ても「わからない」「うまくできない」となります。そのうちに、研修会に出席することも、授業改善にチャレンジすることも嫌になるはずです。
 これを克服するためには「質の良い講師」を育成する必要があります。しかし、誰がそれを実現できるのか?「実践経験が豊富で、理論も持っている」‥‥そんな人がいないのは確かです。でも、ここを克服しないと授業改善の運動は尻つぼみになります。
 私にできることは何か‥。考えさせられた夜でした。