S先生を捕まえて対話・会話・雑談‥

【授業研究】互いに高校教諭だった20年くらい前に知り合って、現在は大学の同僚として活動しているS先生は大切な同志です。研究室もすぐそばなので、いつでも会えそうなのですが、意外にすれ違いが多いのです。昨日は大学の仕事があったので、「その前にランチ一緒にしようよ」と誘い、仕事が終わってからはS先生の研究室に押しかけて、延々と雑談。まあ所々は対話といえるところもありましたが‥。
 主な話は「私のモヤモヤ」「違和感」です。S先生も色々と感じていました。お互いにまだよくはわかりません。ただ、表面的な動きに流されないで、本質を見つめていきたいということと、「俺たちだけにできることをやりたいね」は共通しています。「俺たち」の強みは、
「60代、元高校教諭、定年退職するまでヒラ、早い時期にAL型授業を実践、運動(サッカー、空手)もかなりのレベルでやっていた、専門的スキル(コーチング、カウンセリング、アクションラーニング)もかなりのレベル」です。
 でも、別の側面ではいい加減なところも共通しています。「若い時からわがまま、あちこちでトラブルも起こしてきた、結構喧嘩も強い‥」など。さらに、一番笑ってしまうのは「キャリアデザインなんかしたことないいい加減な人生」だったことです。二人とも40歳前後でコーチング(カウンセリング)に出会ってから、学び方と生き方が大転換しています。でも、60歳以降の人生計画は何もないまま定年退職。今、2人で「このあとどうやって生きていこうか?」と話し合っている始末(汗)。
「だからさあ、こういう失敗続きの俺たちの『あのとき、これをやっておけばよかった』『あの時、これを学んでおけばよかった』、を現役の先生たちに伝えたいよね」
「ああ、それいいかも。年寄りの自慢話より、後悔話の方が聞きやすいし‥」
「今、30代40代の授業者が活躍しているけれど、60代だから伝えやすいこともあるよね」
「うーん‥勉強会、雑誌の対談、さらにまとめて単行本の上梓‥なんていかが?」
「それいいね。チャレンジしてみる?」
「ちょっと出版社にかけあってみるよ」‥‥
 64歳と63歳の雑談でした。\(^o^)/ さてさて、どうなりますことやら‥(笑)