高専の先生たちと意気投合!

【授業研究】九州の高専(高等専門学校)の先生たちのアクティブラーニング学習会に読んでいただきました。大学ではAL型授業=PBLのように語られることか多く、この会もつい最近まではPBL学習会だったと聞いて、私がとらえている基礎科目をAL型授業にすることの重要性は伝わらないかなあ‥と思いながら参加しました。
 ところが、始まる前に名刺交換している段階から、「1,2年生の基礎科目でこそ、AL型授業が必要だと思うんだけど、なんだか上級生の研究や実験で行うPBLばかりがとりあげられるのがヘンだなあと思うんだよね」という話が出てきて、びっくり。「私もそう思います!」と意気投合。
 約90分間の学習会は私の少しの説明に対して質問が続出しました。時間が足りないほどでした。帰り道で考えたのですが、高専は高校3年分+2年分ですから、最初の1〜2年は中学生の知識の上に高校レベルの知識を「短期間に」習得させるという難しさがあるようです。それなら、私がやっているように、「居眠り防止」と「進度向上」に効果があった方法は役立ちそうです。
 私が高校の物理のためだけに開発してきた方法が、大学や専門学校、中学校などで役立ちそうなことに驚きと喜びを感じていますが、更に高専にも役立ちそうなのはとてもうれしいことです。明後日は熊本高専で時間をかけて入門講座を実施しますが、とても楽しみになってきました。