76名の生徒向け物理授業を実施しました

【授業研究】関西の学校でAL型物理授業をしました。中高一貫の学校なので現在の中学3年生に4月からの「物理基礎」を先取りして体験ということにして特別授業をしました。
  しかも、75名。こんな大人数で生徒向け物理授業を実施するのは初めてでしたが、物理の先生にサポートしてもらって無事に実施できました。
  いつものことですが、演習の時間はわいわいと盛り上がり、確認テストではし〜んと静まりかえります。相互採点して、リフレクションカードを書いて解散となります。まだカードを書いている人もいましたが、「起立、礼」の挨拶をかけてもらって、「まだ書きたい人は書き終えたら提出して帰ってください」と指示しました。
  ところが、いつもと違う展開がありました。リフレクションカードを75名が熱心に書き続けます。誰も立ち上がりません。更に3分が過ぎても誰も帰りません。近くにいた生徒に「このあとの授業はないの?」と聞くと、「もう授業は終わりです。帰りのホームルームだけなので、別にいいんです」との答えです。さすがに気になったので「もう授業が終わってから5分以上たっているので、そろそろ終わりにしましょう」と帰りを促します。ようやくあちこちで帰る支度が始まりました。結局、最後の生徒が出て行ったのは授業終了後10分もたっていました。
  生徒たちはとても楽しかったのだと思います。うれしいことです。よい体験をすることができました。