親と教師の何でも相談会

【授業研究】10年以上続いた会を4月以降、休止していました。私にとっては2校目の高校で担任を務めている時の保護者会がきっかけでした。学年全体の集まりの後はクラスごとに集まって話をするのですが、この時にクラスのお母さんたちが「クラスの保護者会をやりましょう」ということになって、私のクラスだけで時々集まっていました。
 学年が変わると、校内で続けているのが不自然になったので、外部で続けるようになりました。参加者の知り合いで、子育てに困っている人を誘ってきては、私がアドバイスしたり、みんなで考えたり支援したりしてきました。概ね、月に1回のペースで続けてきたのですが、昨年4月から私が大学で教えるようになって予定が見えなくなってきたので、休止していました。
 「今後の在り方を相談しましょう」「もしかしたら最後かも」と10名の方が集まりました。40代から60代の女性の方です。子育ても概ね手が離れようとしています。久々に皆さんの近況を伺うと、ご本人もお子様たちも波乱万丈の人生です。私は10年以上この会に来て、様々な人生を聞いてきました。それが私の社会を理解する一助になっていましたし、私の人生観や教育観を形成してきたと改めて感じました。
 結局、この会をやめるのはもったいないということになり、回数を減らし、小林が出席できない時も継続することになりました。みなさんにとって、生きる力の一部になっている会のようです。そして、私にとっても大切な会です。もう少し続けたいと思います。ご出席の皆さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。