「アクティブラーニング型授業ができる教師になりたいんです」

【授業研究】大学では「基礎ゼミ(キャリア教育の授業)」を担当していますが、1年生28名の担任のようなものです。昨日の基礎ゼミの時間にA君が「先生、相談があります。昼休みに研究室に行っていいですか?」と言ってきました。「はい、どうぞ」と返事はしたものの、どんな話なのか、ちょっと不安になります。相談係を長くやっていた習性か、まずはネガティブな予想を立ててしまいます。予想はあっさり裏切られました。
産能大はアクティブラーニング型授業をやっているから、僕はそれができる教師になりたいんです」
「で、調べていたら、ネットでは小林先生の名前がいっぱい出てくるから、驚きました」
「どうやって教員免許を取るかは、これから考えます」
「それと並行して、先生が講師で行かれる時に助手か何かで連れて行ってもらえませんか?」
 ‥びっくりです。本学には教育学部も教員免許取得コースもないので、こういう志望をする学生が出てくるとは予想しませんでした。でも、自分がAL型授業を受けているから、それがいいから、それができる教師になりたいという学生が現れたのは、本学としてもうれしいことです。もちろん、私個人としても大歓迎です。
 これからA君を引き連れて、あちこち講師に出かけるかもしれません。お楽しみに。よろしくお願いします。