「リフレクションカードは重要」と実感しました!

【授業研究】授業改善に取り組んでいる方からのうれしいメールがありました。メールは「7月の産能大、8月の河合塾での講座に参加し、たくさんのアイデアをいただき、2学期の授業で挑戦しています」から始まります。
 以下、抜粋です。
「小林さんの毎時間の確認テストとリフレクションカードは重要ということを実感することがありました」
「自分の授業で、説明、課題、確認テストということで授業を実施しました1回目は目新しいことで生徒も乗り気でした。しかし、2回目になると、だるそうな生徒もいます。『からない』などと文句を言う生徒もいます。ただ座ってノートに写すだけの授業のほうがいいのかな?などと感じてしまいました」
「この瞬間は、この単元はアクティブラーニングに向かないのか、全部は無理かな、などと思っていました」
「そんなことを思いながらも、手順通りに、確認テストとリフレクションカード記入を実施しました」
「ところが、リフレクションカードを見ると、
 『難しいけど自分のためになる』
 『まだ慣れないけれど、がんばってやってみる』
 『確認テストでけっこうできたのでうれしかった』
などと肯定的な意見がたくさん書かれていました」
「私が感じた生徒の思いと実際の生徒の思いとの違いに驚くとともに、生徒に聞くということはとても大切なことだと思いました」
 私も似たようなことが何度もあります。教師の立場で感じていることや解釈していることは、しばしば生徒とずれています。生徒が何を感じているかを知る方法は、直接生徒に尋ねることです。実践的で効果かがあるのは、「毎時間、リフレクションカードを書かせること」です。どうぞ、みなさんもお試しください。