義従姉から「毎週、読んでるわよ!」

【授業研究】親戚の法事に出席しました。従兄の奥さんは高校の教師です。定年退職後も非常勤講師として仕事を続けています。
その義姉から会うや否や、
「毎週、読んでるわよ!」
と言われて、何のことかわからず戸惑います。
「新聞に連載しているでしょ?」
「ああ、はい。書いています」
「その連載を私の勤務校では毎回コピーして印刷して、全職員に配布しているのよ」
「あ、そうなんですね」
「うん。それで毎週読んでいるわけ。すごいわね」
「はは‥ありがとうございます。でも、読んでもらえているのはうれしいですね」
 それを聞いて、周りの叔母たちも喜んでくれます。子供のころから親戚の叔父叔母、従兄弟に心配かけ続けてきたので、少しは安心してもらえたようです。親戚の集まりに行くと、何十年も前の子供の時のような気分になります。不思議なものです。