「体験することの価値がわかった」

【授業体験】3/21の研修会の感想です。正確には次のコメントです。
「アクティブラーニング型授業におけるメリット・デメリットを考える上で、自分自身が体験することが、極めて多くの気づきを引き出してくれるということが分かった」
 これは私が全国で繰り返し行っている「AL型授業入門講座」をつくる上で、根本目標としていることが達成できたと言うことなので、とてもうれしい感想です。
 そもそも、なぜ、AL型授業は多くの先生にとって壁が厚いのか?私はその原因を「自分自身が体験したことのない授業だから」だと思っています。では、体験すればよいのか。それだけでは、一部の人たちは理解できるものの、他の多くの人たちは「面白かった」「つまらなかった」で終わってしまいます。
 大切なのは、「体験」のあとに「振り返りと気づき」のプロセスを丁寧に組み込むことでした。だから「最低3時間」なのです。2時間と3時間では効果がだいぶ違うと思っています。「AL型授業をAL型授業で学ぶのがよいですね」といってくれる方も多くいます。「当たり前のこと」だと思っています。むしろ、「AL型授業のてほどきをワンウェイで行う」としたら、それこそ笑い話です。