授業改善運動が着々と進行しています。

【授業研究】9/8の記事で書いた某高校研修会3回目に行ってきました。ここでは継続的、計画的な改善運動が進んでいます。第1回(6月)は「AL型授業入門講座」、第2回(10月)は「小林が生徒に物理の授業を実施/先生達は見学&振り返り会」と「1部の先生達の授業見学と振り返り会(小林が指導)」でした。
 今回の第3回は「研究授業(授業見学)+振り返り会」を3セット行いました。具体的には1時間目は授業見学、2時間目はその授業の振り返り会、という具合です。今回は小林がリードすることはなく、振り返り会の進行は全てこの学校の先生たちがやりました。私は全部そばにいますが、必要なとき以外に口出しはしません。
 すでに多くの先生達が様々な工夫で「AL型授業」に取り組んでいらっしゃいました。ある教科では「全員でやる」と張り切っているそうです。なかなか、踏み切れない先生達もいます。私は、それはそれで無理することはないと思っています。
 このシリーズ研修会の狙いは、組織の自律です。授業改善を組織内で自律的に継続するためには、自分たちで相互支援ができなくてならないと思っています。1日、この高校にいて感じたことは、改善運動は着々と進んでいるということです。
 最後の第4回(12月)には、これまでの総括と質疑応答を中心に講義をします。1つの高校に3〜4ヶ月訪問して、授業改善と組織開発の基礎づくりを終了するというプログラムがほぼ完成します。この高校の校長先生をはじめとする管理職の皆さんに、理解していただき、強力なリーダーシップを発揮してもらえたことに感謝します。同時に、教諭の皆さんの熱心で、創意工夫に溢れた取り組みに感動しています。ありがとうございました。