青森「未来を紡ぐ教員勉強会」のご案内

【授業研究】授業改善の活動の中で知り合った先生のお誘いで、青森県で行われる自主的学習会に講師として出席します。青森県以外の方のご参加もOKです。概要は以下です。

◆テーマ

「新しい学びを実現する学校改善をどう進めるか」
  ~リーダーの対話スキルが授業と組織を変える~

◆日程

12/9(土)14:00-17:00
◆会場   

青森県立保健大学 講義室311
青い森鉄道 東青森駅または小柳駅下車 徒歩10分)
◆参加費
1,500円

 

 授業改善や学校改革に積極的に取り組んでいるリーダー的な存在の先生たちの悩みは、「自分たちの想いを現場の仲間に伝えられないこと」にあるようです。そのストレスはしばしば、同僚批判・管理職批判になります。組織的な取り組みを諦めて独善に陥る人もいます。その結果、意欲的だったその人が、現場で浮いたり、現場から離れて活動することが中心になったり、周囲から非難されたりしてしまうこともあります。

 最近の私はその原因と解決策は、「対話スキル」にあると思い始めました。相手の気持ちや能力に応じた「対話スキル」を体系的に理解し、使えるようにする必要があると考えています。具体的には、カウンセリング、コーチング、(構成的・非構成的)グループエンカウンター、メンタリング、アクションラーニングなどのスキルを整理して現場で役立つように学ぶことが必要だと感じています。

 この学習は授業改善にも直接役に立ちます。生徒同士の対話スキル、生徒と先生の対話スキルが向上するからです。そして、先生たち同士の対話スキルを向上させ、組織的な授業改善を効果的に進めることができるようにしたいと思っています。

※詳細なパンフレットと申し込み方法はこちら→ http://al-and-al.co.jp/study1/

 

◎以下は「都内での新しい講座」の案内です。

★「入門講座1」2017/11/11(土) 16:00~19:00 東京・恵比寿

  「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★「入門講座1」2017/11/12(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿

「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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「ブログ読めてよかったです

【授業研究】2017/10/07にアップした以下の記事にうれしいメールが届きました。
〈2 準備が簡単で毎日実践できる授業を取り上げるべき〉

〈引用開始〉ブログ拝見しました。今、〇〇高校の生徒を相手に先生方に公開授業をしてくれて頼まれています。何度もお断りしたのですが、結局やることになり、ずっと泣きたい気分でした。でもブログに書いてあった

 「『よそいきの授業』をして『見映え』を意識するより『学びになるか』『実践の役に立つか』の視点が大切だ」

という言葉。本当に勉強になりました。この視点を大切に何をするのかを考えて行きます。ブログ読めて本当によかったです。〈引用終了〉

 うれしいことです。同時に、やはり「人前で、特に研究会やイベントで授業を見せるとなると、誰でも力むもの」だということがよくわかります。主催者・指導する人が、このことを充分に理解して、授業者に依頼し、当日の運営をすることが不可欠です。このメールをいただいた先生が登壇する研究会が実り多いものになることを祈ります。

◎以下、「新しい講座」の案内です。

★「入門講座1」2017/11/11(土) 16:00~19:00 東京・恵比寿

  「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★「入門講座1」2017/11/12(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿

「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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11/11,12セミナーのチラシできました。

【授業研究】みくに出版さまにバックアップしていただいているセミナーを、11/11(土)と12(日)に都内で実施します。その告知のためのチラシができました。職場やお知り合いにお知らせしていただけるとありがたいです。

 尚、PDFはHPからダウンロードしてください。↓

【オープン講座】アクティブラーニング入門講座1&2 | 小林昭文・授業研究AL&AL

◎以下、「新しい研修会講座」と「拙著」の案内です。

★「入門講座1」2017/11/11(土) 16:00~19:00 東京・恵比寿

  「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★「入門講座1」2017/11/12(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿

「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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2日間のアクションラーニング研究会

【授業研究】土日続けて、日本学校教育相談学会山形県支部主催の研究会講師を務めました。6時間×2日間の大半をアクションラーニング・セッションを続けました。数年前から、大人数で、初体験の人たちばかりで、質の高い体験会・研究会を実施する方法を機会あるごとに試行してきました。今回はようやくその方法が確立できたと言えそうです。参加された皆さんの満足度も高いようで、ひと安心です。

 2日間、延べ70名以上のご参加でした。実は、この会に伺うのは今年で3年目。毎年2日間連続で行ってきました。テーマは「授業体験と振り返り」「アクティブラーニングとカウンセリング」と続けてきて、今回は「アクションラーニング」を取り上げました。スタッフの皆さんや常連の皆さんとお会いするのも楽しいものです。

 帰る間際に「来年も」と言われて、「来年の予定はほぼ白紙」とお答えしました。帰宅してメールチェックすると、すでに来年の日程案が届いていました。うれしいことです。来年は、5月ごろまでに発売する予定の2~3冊の本の内容を中心にしながら、更にお役に立つ内容にすることができそうです。今から楽しみになってきました。

 スタッフの皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。来年も、よろしくお願いします。

◎以下、「新しい研修会講座」と「拙著」の案内です。

★「入門講座1」2017/11/11(土) 16:00~19:00 東京・恵比寿

  「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★「入門講座1」2017/11/12(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿

「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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「あの番組が役立ちました!」(2)

【授業研究】9月に放送されたNHK Eテレ ニューベンゼミ」#60「友だちと一緒に勉強」の感想も届きました。中学1年生の感想です。
「友達と勉強すると分からなかったところが、分かるようになるのはわかりまーす。友達とやると眠くならないし、起こしてくれるからそこもメリットだなと思いました」
「グループでの勉強のメリットがしっかり分かった。今日見たことを生かしていきたい」
「班でやるとたくさん話し合えて、分からなかったら聞けて勉強になるし、逆にわからない人がいて、説明するのも勉強になるので、班にすることはとてもメリットが多いんだなあと思いました。ですが、少しうるさくなってしまうので、練習問題のプリントだけ班にすれば話し合えるかなと思いました」
「友達と勉強すると、いろいろな勉強法があるとわかりました。IMJ、とくにMとJをうまく使っていきたいです。テスト前のことが、おぼえるのに効率のいい方法など色々とわかってとてもためになりました」〈注:IMJはこの番組で紹介されてグループ学習成功の3要素。I:言い出しっぺ、M:目標、J:時間〉
「問題をつくる勉強法は前にやったけど答えからつくるのはいいやり方だと思った。僕はまず、人を勉強に誘うことから始めなきゃいけないな」
「友達との勉強のメリットがわかってよかった。実践したい」
「班で勉強した方がいいことはあるかもしれないけど実際には話してしまって、うるさくなったり、逆に全然話さなかったりするので、好きな人と一緒になったらうるさくなるんじゃないかな、と思いました。班の方が分からないところが分かったり、短時間でも、集中できるところはあると知ったから班の組み合わせ次第で勉強がうまくいくのか、いかないのかが決まるんじゃないかなと思いました」
テストの花道をみて、結構テスト前の勉強に役立つなぁと思って、見て良かった」
「これから、取り組んでいこうと思いました。数学は苦手なので、IMJ~★。しっかり毎日勉強時間の中で目標決めて、また別の時間だったりしても、頑張りたいと思いマッスル」
 30分間の番組を見せるだけでも効果がありそうです。お試しください。

◎以下、「新しい研修会講座」と「拙著」の案内です。

★「入門講座1」2017/11/11(土) 16:00~19:00 東京・恵比寿

  「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★「入門講座1」2017/11/12(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿

「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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「あの番組が役立ちました!」(1)

【授業研究】1年ぶりにお会いした先生にいきなり「小林先生に感謝ですよ!」と言われました。「?」と戸惑う私。「あのテレビを生徒に見せたんですよ」。5月に放映された「NHK Eテレ ニューベンゼミ」のことです。♯45『疑問を持って、質問するチカラ』というテーマで、ほぼワンウェイの授業を受けていても「主体的・対話的な学び」を引き起こすことはできるという方法を伝える内容でした。

 「あれを見せてから、就職する生徒に企業に行かせたんです」とのこと。会社としてはいつものように業務内容等を説明して、「何か質問は?」と尋ねます。普段はほとんど質問はないのだそうですが、その番組を見ていった生徒が、「さっきの説明で、ここまではわかるのですが、その先がわからないんてす。これはどういうことですか?」というような質問をしたというのです。これに会社の方は大喜び。「こういう質問をする生徒を求めていたんだよ」と担任の先生に連絡してくれたということです。

 この質問。まさに番組の中で質問の一例としてコントで取り上げた質問の形そのものでした。こんな風にテレビ番組が役立つとは!うれしい限りです。同様の話がもう一つつあるので、それは明日取り上げます。

◎以下、「新しい研修会講座」と「拙著」の案内です。

★「入門講座1」2017/11/11(土) 16:00~19:00 東京・恵比寿

  「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★「入門講座1」2017/11/12(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿

「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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「とりあえず、すぐにできる方法はないですか?」

【授業研究】学校内研修会で出た質問です。「すぐに自分の授業を大幅に変えることはできそうにないのですが、明日からでもすぐにできることは何かありますか?」という質問でした。

 この質問は以前にも別の会場で受けたことがあります。私の近くでそれを聞いていた人が「え?そんなの自分で考えるべきだろ‥」と言うのが聞こえました。その方にはこの質問が「すぐにできるやり方を教えてよ」と依存的な質問だと感じられたのでしょう。私はそんな風に批判的には受け止めませんでした。私は、この先生は「明日からでも変えたい」と意欲的なのだととらえたからです。「すぐにでもチャレンジできる方法があればチャレンジしたい‥」と言うところに焦点を当てれば、実に積極的な質問だと解釈できるからです。このあたりも研修会講師としての「対話スキル」として重要なことだととらえています。

 その回答は以下です。

 お勧めは「今までと同じ講義形式のままで良い」ですから、生徒に以下のことをするように伝えてください。

➀先生の話を「鵜呑みにしない」で聞いてください。

②そうすると、あちこちに疑問がわきます。

  例えば「この漢字は何と読むの?」「この言葉の意味は?」

  「その地名の場所は?」「なぜ、そんな事件になったの?」

  「なぜそんな式を出せるの?」などです。

③ノートを取りながら、このような疑問やひっかかりをノートに記録してください。

④授業終了後に友だちと「これ何と読むの?」「この言葉の意味わかった?」

 などと質問してみてください。質問したり教えたりして理解が深まります。

 友達同士でも解決しないときは先生の所に質問に来てください。

 これだけで、生徒たちは「対話的な学び」を始めることになり、そのことが「主体的な学び」に繋がっていきます。更に、質問疑問の積み重ねが「深い学び」を促進します。

 

 もう1つの方法がこれを基に先生が「少し形を変える」ことです。次のように生徒に指示します。

➀説明を10~15分間します。その間は、聞いていてください。

 しかし、「鵜呑みにしない」で、疑問をチェックしながらノートしてください。

②説明が終わったら、隣の人とペア(または3~4人グループ)で、気になったことや質問

 してみたいことについて、2分間話してください。

③そのあと3~5分の質疑応答時間を取ります。

  積極的に質問してください。

④このサイクルを1時間に2~3回繰り返します。

 これだけで、生徒たちの質問がどんどん増えます。

 

 付録です。私はこれを大学の授業や、校内研修会でも使います。その時は、まず私がコンパクトな回答をすることを心がけます。無駄な話をせずに、論理的に回答します。それを基に、学生や受講している先生たちに「コンパクトな質問」をしてください。とお願いします。こうすると、質問が論理的になります。質問する人の思考力も高まりますし、質疑応答を来ている人の論理的な能力の向上も期待できます。

  

 要するに、生徒が「主体的・対話的で深い学び」を実現するためには、先生たちがあれこれ工夫するだけではなく、生徒たちの学びのスタイルを「主体的な学び」「対話的な学び」が起きやすくなるように教えてあげれば良いのです。

 この学び方を生徒たちに教えてあげると、他の科目で「伝統的な形式の授業」を受けるときも、生徒たちはノートに疑問を書き込み、終了後に友だちと語り合い、積極的に調べたり、質問に行ったりし始めます。

 文部科学省が示した方向は「主体的・対話的で、深い学びの実現」です。ペアワークやグループワークをやらなくてはならないわけではなく、ICT機器を使わなくてはならないわけでもありません。この視点に立てば、明日からでも「とりあえず、すぐに授業を改善することはできる」のです。どうぞ、お試しください。

◎以下、「新しい研修会講座」と「拙著」の案内です。

★「入門講座1」2017/11/11(土) 16:00~19:00 東京・恵比寿

  「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★「入門講座1」2017/11/12(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿

「こくちーず」はこちら→ http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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